
2015年。
一度目の起業での別れと挫折を経験した僕は、完全にゼロの状態に戻った。
でも、そこで終わらなかった。
当時、長岡技科大の博士課程にいたスリランカ人、プラバスとの出会いがすべてを変えた。
目次
■ 異国から来た若き天才との出会い
彼はとにかく頭が良かった。そして誠実だった。
僕にとっては、初めて「肩を並べて一緒に進みたい」と思える人だった。
たまたまの縁だったけど、直感があった。
「この人と、何かを始めたら絶対おもしろい」
■ EMBARK JAPAN 設立
僕たちは、すぐに意気投合し、新たな会社を立ち上げた。
それが、EMBARK JAPAN株式会社。
ここから、僕の「第二の起業人生」が始まった。
この会社では、僕の得意な経理や実務処理、プラバスの技術と英語力、そして外国人とのパイプを最大限に活かすことができた。
■ 初期の仕事は「なんでもやる」
- ホームページ制作
- 動画編集
- 補助金の申請支援
- 留学生の相談対応
とにかくできることは全部やった。
でも、あのときに「手を動かす」ことを続けたからこそ、今の基盤ができたと本気で思う。
■ 自分が“主導”で創る初めての会社
最初の起業では「ついていく立場」だった。
でも、今回は違った。
自分が企画して、構成して、帳簿をつけて、運営した。
正直、英語も得意じゃないし、外国人との仕事に不安もあった。
でも、プラバスがいたから、挑戦できた。
仲間となら、ゼロからでも再スタートはできる。
このとき、そう確信したんや。
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