起業したとき、僕は「仲間と一緒に成長する会社を作りたい」と思ってた。
けど実際に人を雇ってみると、理想と現実のギャップに何度もぶつかった。

■ 雇用=未来を預かる覚悟。でもそれは、甘くない。
従業員を雇ったこともある。
けど正直、「この人と本気で未来を作れる」と思えた人は少なかった。
理由は簡単で、入ってくる動機が“軽い”。
「楽しそうだったから」
「ヒマだったから」
「なんとなくやってみたいと思ったから」
そんな理由で来た人が、会社の利益に直結することなんて、ほぼない。
僕たちは“本気”でこの事業を育てようと思ってる。
でも、向こうは「ちょっとバイト感覚」。この温度差は、最初から地雷なんよ。
■ 育てる時間も金もない。それでも社会保険はかかる
ここが最大のネックや。
社会保険を負担すれば、たとえ給料が月18万でも、会社負担合わせて25万円超。
会社としては、その人に最低でも月100万円の売上を期待したい。
けど、現実にはそんなパフォーマンスはまず出ない。
雇用助成金?検討したよ。
でもね、それを回すためにもう1人必要なくらい手間と時間がかかる。
そこに人件費かけてたら、ほんまにキリがない。
■ 雇用より「業務委託」や「パートナー型」こそ、これからの時代に合う
僕は思う。これからの中小企業や個人事業レベルの経営者にとって、
**雇用は“最後の手段”**でいい。
・スキルのある業務委託
・一緒に責任を分け合えるパートナー
・自走できる外部チームとの連携
こういう仕組みを先に作るほうが、よっぽど未来がある。
■「辞めたい」と言われたときに、どうするか
話を戻そう。
雇った人が「辞めたい」と言ってきたとき、僕はいつも考えた。
「自分に何ができたやろか」「どこで間違えたんやろか」
でも最後は、こう思うようになった。
辞める理由も、雇った責任も、全部自分にある。
そして、「ありがとう。次も頑張ってな」って言える自分でいたい。
🔚まとめ
人を雇うのは、会社としての「大きな決断」。
でもそこに資本も、覚悟も、戦略もないままやると、ただの消耗戦になる。
うちは何度もそういう現実にぶち当たってきた。
そのうえで学んだことは──
**「雇う覚悟より、任せる仕組み」**を作ることのほうが、何倍も建設的やってこと。
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